じぶんさがしのたび

心に闇を抱えるアラフィフ主婦のひとりごと

もう諦めました。。。

母を説得するのは、もう諦めました。

 

朝も昼も母と電話で話して、

何を話しても、何度話しても、結局は通帳を返して欲しいというところに行き着きます。

 

「母の友達と私がきちんと話したのは昨日が初めてなんだから、昨日、『今後はお金の話に関わらない』と約束しても、そう簡単には信用出来ないから、もう少し時間を下さい。」と話をしても、

「それはいつ?」

「今後はもうそんなことしないから、返して。私がお父さんと貯めたお金なんだから」と言うばかり。

それに母が話をしている最中に、頻りに、

「〇〇さんは今、ここにはいないけどね」と言うんです。

「〇〇さんは今は出かけているから、帰ってきたら、あなたの家に〇〇さんと一緒に行くから返して」と。きっと電話の向こうの母の隣には友達が座っていて、指示を、出しているんでしょうね。

 

「私がお金を使う訳ではないし、ただ預かっていて、必要な時には返すから」と話しても、聞き入れてはくれません。

 

挙句の果てに、

「もう心配しなくていいから、通帳さえ返してくれれば、もう1人で生きていくから。もう迷惑かけないから。いづれは勝手に死んでいくから、もう放っておいて」って。

 

もう本当に一層の事、通帳を返して、縁を切ってしまった方が、こんな修羅場のような母とのやりとりもしなくて済んで、楽なのかもなとも思いました。

 

姿かたちは母のように見えているけど、もう中身は違っているんだと自分に言い聞かせるしかないと。

 

1日考えて、、、

成年後見制度を使うしかないと決めました。

簡単に言うと、認知症等の判断能力が衰えた人の代わりに財産を管理する人を法的に任命する制度だと私は認識しています。

私を後見人に選任して欲しいけど、今の時代の流れからすると、ほぼそれは無理で、弁護士さんや司法書士さんが選任されて、費用は、財産の金額にもよるみたいですが、恐らく、母の場合は月に、5〜6万円かかると思われます。

毎月5〜6万円、1年で60〜72万円、アルツハイマー認知症の平均寿命は診断されてから大体5〜12年の寿命と言われているようなので、母の余命が例えば10年と考えると、600〜720万円。

出費しなくて済むものならしたくなかったのが本音です。

でも、今の母の友達との関係が例え改善されたとしても、今回のような金銭トラブルは、母の引っ越し後の1年間で、これで2回目ですから、また違う人が現れる可能性は充分あると思いました。

 

もう決めた!これしかない!

決めたら、何だかスッキリしました。

私の姉と母の姉にも電話をして、賛同してもらいました。

 

月曜日に銀行に電話して、事情を話して口座を凍結してもらって、それから家庭裁判所に申立てをしようと思います。

 

ただ1つの問題は、凍結された後は、口座からの引き落としが一切出来なくなるんです。

だから、電気代、水道代、携帯電話代、管理費、食費等諸々が口座引落になっているので、後見人が決まるまでは、私が代わりに支払わなければならないことです。

夫にも迷惑をかけることになるので、他の方法があれば良かったのですが、まだまだ母の友達が違う手を考えてきそうなので、夫も納得してくれました。

 

夫には私の親のことで、迷惑かけてばかりで本当に申し訳なくって。

私が年老いてもしボケてきたら、早々にぽっくり寺を参拝して迷惑かける前に死ねるようにお願いするからね。