じぶんさがしのたび

心に闇を抱えるアラフィフ主婦のひとりごと

母が認知症と診断されるまで〜その4

母の状態をインターネットで調べてみると、

ギリギリ軽度認知障害か、認知症の初期だろうと

検討はついていました。

でも、一体何処で母の診断をしてもらうかが問題でした。

認知症外来があるような民間病院の方が敷居が低そうですが、画像診断する場合、際どい状態なら、やっぱり経験値が高そうな大学病院の方が良いんじゃないかって。

大学病院を受診するには紹介状が必要だという

認識があります。

幸い、母は、10年程前の大腸癌の手術以降、その時に見つかった違う疾患で大学病院に定期的に受診してます。(その疾患の状態は今は特には問題ないです。)

もうこれは、その担当医の診察時に同席させてもらって、母の状態を訴えて、所謂、『物忘れ外来』の医師にコンサルして頂くしかない!

 

現状を一生懸命訴えて、無事にコンサルして頂き、母は、今年の1月に『物忘れ外来』受診&検査し、『アルツハイマー認知症』と診断されました。

 

でも、本人を傷つけないためなのか、はっきり、

「あなたは、アルツハイマー認知症ですよ」

とは言われないんですよ。

 

色々な検査の結果、「頭がスッキリするような、頭の回転が良くなるような薬を飲んでみましょう」

と言われました。

先生が処方薬を入力している画面を覗くと

アリセプト』の文字が。

だから、私、先生に聞きました。

認知症ですか?』って。

『はい』と先生。

『軽度認知障害ではないってことですか?』

『はい』と先生。

アルツハイマー型ですか?』

『はい』と先生。

 

こんなものなんでしょうか???

 

まぁ確かに母と話す時に、『認知症』って単語は

嫌かなと思って、『病気』って単語で話しても、

病気、病気って!と怒り出したりするので、

ハッキリ言わない方が無難なのかもしれません。